日系 Nikkey パートナーズ

日系人、ボランティア、開発について、自分の勉強のためにも書いていきます。

日系アメリカ人物理学者ミチオ・カク教授「移民はアメリカ繁栄の原動力」トランプの移民政策は技術的な自殺。

米国の著名な理論物理学者であるミチオ・カク教授は、移民を制限することはアメリカを弱くすると主張しています。 カク教授はカリフォルニア州サンフランシスコ生まれの日系アメリカ人3世。ニューヨーク市立大学等で教鞭をとるかたわら、作家としてベストセ…

グース外間「時空の花」、アルゼンチン移民の物語

「ねえ、おじい。ぼくはアルゼンチン生まれなのに、なんでぼくの顔はこの国の人と違うの」から始まるビデオクリップ。 アルゼンチンの日系三世であるグース外間さんの「時空の花」。朝から晩まで花を育てて生きてきた「おじい」たち一世を想い歌ったものです…

小学校で13か国の多文化共生、「みんな違い過ぎるから気にならない」

朝日新聞の「いま子どもたちは」という連載で、愛知県知立市の小学校における多文化共生が取り上げられています。 舞台は愛知県知立市の市立知立東小学校。知立東小は日本人より外国人の方が多いという珍しい小学校で、13カ国の子どもが一緒に学んでいます…

「在日ブラジル人ママの子育て助け合いグループが誕生!」 DiVE.tvで放送

名古屋を中心とした多文化市民メディアのDiVE.tvで、「在日ブラジル人ママの子育て助け合いグループが誕生!」という番組が配信されています。 www.youtube.com S.O.S Mamães no Japãoという日本のブラジル人ママを支援する団体にフォーカスをあてています。…

「トランプのアメリカ」に警鐘鳴らす日本人、そして日系アメリカ人市民同盟(JACL)について

NHK BS1の「国際報道2017」という番組において、2月20日、「トランプのアメリカ」に警鐘鳴らす日本人、というテーマが放送されていました。 75年前、12万人の日系人を強制収容所に送り込んだ大統領令の経験から、日系人のリーダー達が、トランプ大統領の現在…

キャリー・フクナガ、「カウントダウン・ヒロシマ」映画化の監督を交渉中

キャリー・ジョージ・フクナガといえば、2014年に『TRUE DETECTIVE』シーズン1の監督を務め、同年のエミー賞にてドラマシリーズ部門最優秀監督賞を受賞するなど、近年注目されている気鋭の映画監督。 苗字でわかるとおり、日系の血筋をひいており、父親が日…

アルゼンチン・ラプラタ盆踊り、「世界!ニッポン行きたい人応援団」でも紹介

今年も、ラプラタでの盆踊り大会は盛況だったようです。 1月14日に開催されましたが、その模様がテレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」で紹介されていました。ドローンで上空から撮影した映像は圧巻の規模。日本でもこんなに集まる盆踊りは少な…

日系まとめニュースNo.7「ルーズベルト大統領が日系人強制収容の大統領令に署名してから2月19日で75年」他

日系関連のニュースをまとめて掲載します。 75年前の今日、1942年2月19日、ルーズベルト大統領は「大統領令9066号」に署名。この大統領令が発令されたことにより日系人およそ12万人が強制収容所に送られました。トランプ大統領の移民に対する政…

日系人収容描いたミュージカル「Allegiance」(忠誠)、トランプ効果で脚光

第2次世界大戦中の日系米国人強制収容を描いたミュージカル「Allegiance」(忠誠)は、2012年にサンディエゴで初上演されて以降、2015年にはブロードウェーでも上演されました。 このミュージカルをプロデュースしたのが、ジョージ・タケイさん。アメリカの…

もう一度 日本に出会いたい~日系ブラジル人 柔道選手(2月19日 21:00-21:50 NHK BS1で放送)

NHK BS1の「世界はTokyoをめざす」という番組で、日系ブラジル人の柔道選手が特集されます。 www6.nhk.or.jp リオ五輪で惨敗を喫したブラジルの男子柔道。その再起のため、動きだしている選手がいる。日系4世のバルボザ・カツヒロ(25)だ。柔道の総本…

外国人との「共生を考える」第四部、「ガンバチアール!」日系ブラジル人子供たちのガンバリ

毎日新聞滋賀県版の特集「共生を考える」第4部のご紹介。2016年9月から10月に掲載されたものです。タイトルは「ガンバチアール!」。「ガンバチアール」とは、日系ブラジル人らが使う「頑張る」を意味する造語です。親と一緒に来日した日系ブラジル人子供た…

ラーメンブームで全米制覇!日系2世の挑戦

NHKの国際報道2017で日系2世によるラーメンの製麺企業についての特集が放送されました。以下のサイトで見ることができます。 フォーカスされたのはNYで製麺所を経営する日系2世のウキ・ケンシロウさん。各店のスープに合わせ、こだわりの麺を開発する姿が…

安倍・トランプ夫人が訪問した日本庭園、日本人移住者の想いがつまった場所

毎日新聞の以下の記事を見て、マイアミにも日系人の入植地があったことを知りました。またNHK等の報道によると、「昭恵夫人が、メラニア夫人とともに、日系移民が寄贈した土地に整備された、日本の文化を紹介する博物館や日本庭園を訪れ、池のこいに餌をあげ…

日系まとめニュースNo.6「ニューヨークの路上で創作を続けた反骨の日系人画家」他

日系関連のニュースをまとめて掲載します。 日系/Nikkey ニュース No.6 2017年2月 12日(日) ================== ■■日系関連ニュース■■ ================== withnews.jp ミリキタニの猫 映画『ミリキタニの猫《特別篇》』予告編 www.tokyo-np.co.jp forbesj…

ペルーのサンドイッチ、豚肉を使ったパン・コン・チチャロン。世界で最も人気の朝食らしい。確かに美味しかった。

前から気になっていたペルーのサンドイッチ店「サングチェリア・クチ」を訪問しました。このお店、夜はペルー料理専門店「ベポカ」として営業しており、ランチタイム限定でサンドイッチ専門店となります。ちなみに「クチ」とはケチュア語で豚の意味。看板メ…

古くて意外と新しい歴史、日系人について海外移住資料館で学べます。3階のカフェテリアも穴場。

ブラジルのリオ・オリンピックでは現地で日本選手団をサポートした日系社会、またトランプの反移民政策や大統領令では日系人の強制移住が注目されました。 日本ではデカセギの日系人のイメージもあるかもしれませんが、日系人の歴史について知っている人は少…

日系4世の定住者在留資格、安倍総理は「前向きに検討」と答弁

日系人については、1990年の入管法改正で2世や3世またはその配偶者は、就労活動には制限のない在留資格が与えられています。しかし、四世の場合、その資格がかなり制限されます(定住者ビザは成人まで等)。そのため、3世と同じ資格を4世まで拡大するよう…

外国人との「共生を考える」第三部、「ルーツの国で」シリーズ日系ブラジル人青年の日本での就学経験

毎日新聞滋賀版に掲載されている「共生を考える」第3部をご紹介。(昨年8月の掲載) 今回は「ルーツの国で」というタイトルで、日系ブラジル人の少年が家族とともに来日し、働きつつ、夜間高校を卒業して、日本語の研究者になるストーリーです。彼自身は、周…

日本ハム栗山監督が日系人強制収容所を訪問。戦後活躍した多くの日系人も強制収容での苦難を経験。

トランプ大統領の移民政策が世界中で大きな議論となっている中、第二次大戦中の日系人強制収容の経験が注目されています。GoogleがHPにフレッド・コレマツ氏を登場させたのは日本でも大きなニュースとなりました。 ohatyuu.hatenablog.com それもあったのか…

「人材こそ資源」外国人を労働者としてではなく生活者として受け入れと説く、国松元長官

朝日新聞にかつて警察庁長官を務めた国松氏の外国人受け入れ論の記事が掲載されていました。 digital.asahi.com 日本全体で労働力が不足している中、技能実習制度や日系人の在留資格の緩和、EPAによる看護師・介護士受け入れなどの施策を実施してきています…

日系まとめニュースNo.5「外国人集住都市会議『外国にルーツを持つ若手人材が地域に眠っている』ー適材適所で新しい力を顕在化させる若者達」他

日系関連のニュースをまとめて掲載します。 日系/Nikkey ニュース No.5 2017年2月 4日(日) ================== ■■日系関連ニュース■■ ================== bylines.news.yahoo.co.jp www.chunichi.co.jp www3.nhk.or.jp ishin-info.com www.2nn.jp www.nikk…

映画「サンゴーヨン★サッカー」を見てきました。どこか遠い国とのつながり。日本人と日系ブラジル人との共生。

「あの空は、どこか遠い国と繋がっている。私の知らないどこか遠い国と」 今日は、「よこはま国際フォーラム」に参加、そのプログラムの一つである映画「サンゴーヨン★サッカー」を見てきました。 日本のブラジルタウンである群馬県大泉町を舞台に制作された…

アルゼンチンの若手日系人交流会、DALE開催中、今年で10回目。Algo puede cambiar.

日系団体や交流会は、各国にいろいろありますが、若手ががんばって活動している団体も出てきています。例えば、アルゼンチンのセントロ・ニッケイ。 Centro Nikkei Argentino そのセントロ・ニッケイの青年部が主催する国際ユース交流イベントが「DALE」です…

外国人との「共生を考える」第二部、「あすへ懸ける虹」日本語教室、向上心を持って見違えるほど成長する若い生徒たち。

毎日新聞滋賀県版の特集「共生を考える」第2部、SHIPが運営している日本語教室「虹」で勉強する外国児童についてフォーカスしています。出身は、中国、フィリピン、ブラジル、ペルーなど。 難しい職業で環境も恵まれているとは言えないと思いますが、記事の…

ララ物資、戦後の日本の困窮を救った米国からの支援と日系人。ララの学校給食から70周年。

「ララ物資」という言葉を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。私の世代ではほぼ知らないと思います。 ララ(LARA)とは、アジア救済公認団体「Licensed Agencies of Relief in Asia」の略称で、戦後、困窮していた日本にアメリカ等から集めら…

映画「誰もしらない日系アメリカ人の歴史」他、上映中。JICA横浜・海外移住資料館で「ハワイの日系人のまつり―お正月とボンダンス―」の企画展で。

現在、JICA横浜・海外移住資料館で「ハワイの日系人のまつり―お正月とボンダンス―」という企画展を実施中です。(2017年2月20日まで) 【海外移住資料館】ハワイの日系人のまつり−お正月とボンダンス− | イベント情報 | JICA横浜 - JICA その中で、2つの映…

強制収容の米大統領令と戦った日系人フレッド・コレマツ、反トランプのアイコンとしてグーグル・ホームページに登場。

2017年1月30日、グーグルのホームページにあるアジア人が登場しました。 背景には強制収容所を示すバラック、日米の友好の証である桜の木と隔離された多くの人々に囲まれ、胸元には勲章が輝いています。この人物は、第2次世界大戦中の米政府による日系人の…

アメリカで最も成功した日系俳優、ジョージ・タケイ。 強制収容所での苦難、ソーシャルメディア・インフルエンサー。

アメリカの日系俳優で最も成功したといわれるのが、「スタートレック」のヒカル・スールー役で有名となったジョージ・タケイです。1937年生まれの80歳。ロスアンゼルス出身の日系二世です。日本名は武井 穂郷(たけい ほさと)。 ジョージ・タケイとその家族…

マエケン、全米日系人博物館を訪問。今年は、日系アメリカ人強制収容の大統領令から75年。

ドジャースの前田健太投手が1月27日に球団イベント「ロサンゼルス愛、コミュニティーツアー」でファンと交流した際、「全米日系人博物館」を訪問。 日本選手では、引退後に訪問した野茂英雄氏に続き球団2人目ということ。前田の大ファンだという100歳の…

次世代の日系人は優秀、ブラジルには約1万5,000人の日系人医師が

今週末、2泊3日で我が家に15歳のブラジル日系少年がホームステイに来ました。一か月の予定でグループで来日中で、普段は集団生活ですが、日本の家庭を体験するため、一人ひとり別々の家庭にステイするということ。 我が家に来ていただいたE君。大人しい…