日系 Nikkey パートナーズ

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日系ブラジル野球選手 最速153キロの16歳がMLBからも注目

中南米日系人の野球選手といえば、前回ご紹介したヤクルトの岡林・元投手が代表的選手ですが、それ以外にも、ヤクルトや広島などでブラジルの日系人プロ選手として活躍してきました。昨年は、ルーキーながら広島のオスカル仲尾次投手が活躍しましたね。

さて、Full-countに掲載された以下の記事。16歳で最速153キロを投げる日系ブラジル人選手がMLBでも注目を集めているということ。サンパウロ出身の日系三世、エリック・パルジーニョ選手。幼少期に日本で生活した経験もあるそうです。

15歳で代表入りし、昨夏に行われたU-16パンアメリカ大会では、ドミニカ共和国代表相手に12三振を奪って勝利に貢献。今年7月にはエリック選手もMLBマイナー契約対象にもなるため去就が注目されます。

full-count.jp

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また、この記事を読んでいて、懐かしい名前を見つけました。エリック選手は玉木重雄氏からの指導も受けたということ。玉木氏といえば、日系ブラジル人で初の日本プロ野球選手として有名です。1995年に三菱自動車川崎から広島にドラフト3位で指名され、主に中継ぎで活躍しました。背番号30、決して派手な選手とは言えませんでしたが、重要な場面でしっかりと抑えてきた印象を持っています。サンパウロの日本移民資料館を訪問した際に、玉木氏の広島時代のユニフォームが展示されていて、とてもうれしく、広島ファンとして誇らしく感じた思い出があります。


1998.6.30 横浜vs広島14回戦 15/20