日系 Nikkey パートナーズ

日系人、ボランティア、開発について、自分の勉強のためにも書いていきます。

わたしのCasa(家)“日系南米人”団地物語

遅ればせながら、昨年11月にNHKで放送された 「わたしのCasa(家)“日系南米人団地物語」を見ました。静岡県磐田市東新町団地に住む日系ペルー人、ブラジル人の家族、若者を取材した番組です。日系人非正規労働者から抜け出せない人が多いこと、若者の進学や就職が難しいこと(恐らくは相談できるようなシステムがない)、彼らのアイデンティティ、日系四世の在留資格問題、日本人との共生など、わかりやすくまとめられていて、良い内容だと感じました。大学による住民へのアンケートで、外国人の多くは日本人と関わりあいたいのに、日本人は関係をもちたくないという回答が紹介されていましたが、隣人としてお互いに助け合う関係ができれば理想なんでしょうけど。

 

静岡県磐田市にある東新町団地。住民の約半数はブラジルやペルーにルーツを持つ「日系南米人」だ。日本で暮らす外国人に何が起きているのか。団地の一年間を見つめる。

「日系南米人」の多くは、機械や自動車部品などの工場で主に派遣労働者として働いている。来日のきっかけは、1990年に改正「入管法」が施行されたことだ。それから四半世紀、日本で生まれ育ち、父母の祖国を知らない「日系4世」の世代が今、就職や進学などの人生の選択に迫られている。また、日本で老いを迎えた日系南米人の中には、家族のルーツを知るための旅に出た人がいる。国に翻弄された家族たちの流転の人生を描く。

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