映画「サンゴーヨン★サッカー」を見てきました。どこか遠い国とのつながり。日本人と日系ブラジル人との共生。
「あの空は、どこか遠い国と繋がっている。私の知らないどこか遠い国と」
今日は、「よこはま国際フォーラム」に参加、そのプログラムの一つである映画「サンゴーヨン★サッカー」を見てきました。
日本のブラジルタウンである群馬県大泉町を舞台に制作された「まち映画」です。出演者のほとんどが市民とのこと。
サッカーで「サンゴーヨン」と言われるとフォーメーションかと勘違いしますが、大泉町を通っている国道354号線をさしています。人口の1割を日系ブラジル人が占める大泉町を舞台に日本とブラジルの共生をサッカーを通じて描いた映画。。
冒頭、何者かがポルトガル語で語りかけ、主人公の少女が「ごめんなさい、何言っているいかわからない」と応えるシーンから始まります。その他にも日本人とブラジル・日系人との文化の違い、距離感が描かれていきますが、それを繋げるのがサッカー。しかも、ブラジルで少年たちが路上でサッカーボールを追いかけている姿にヒントを得て、国道354号を封鎖して日本人対ブラジル人の試合を行います。ラストは日本人と日系ブラジル人が同じボールを追いかけるシーン。主人公の「さぁ、次のゴールへ」の言葉で、大泉町における共生の更なる進化・深化を期待しました。