2017年の日系人メジャーリーガー(クリスチャン・イエリチ、カート・スズキ、ダーウィン・バーニー他)
2017年のMLBが開幕しました。今年も日本人メジャーリーガーの活躍も楽しみですが、クリスチャン・イエリチ選手を始めとする日本にルーツを持つ日系人選手の活躍も期待したいです。主な日系人選手のうち、メジャー登録となった選手、残念ながらマイナースタートとなった選手をまとめてみました。メジャーで活躍する人数が少ないのがちょっと残念ですね。
【メジャー】
1、クリスチャン・スティーブン・イエリチ(Christian Stephen Yelich) 外野手
1991年12月5日(25歳)
日系3世(母型の祖父が日本人)
WBCでもレギュラーとして活躍。今年、飛躍が期待される選手。
2、カート・スズキ(Kurt Suzuki) 捕手
1983年10月4日 (33歳)
日系3世(祖父母が愛知県名古屋市出身)
ツインズからFAで移籍。2017年アトランタ・ブレーブスと1年150万ドルで契約締結。
今年はバックアップ捕手の立場から、正捕手をTyler Flowersと争う。
3、ダーウィン・バーニー(Darwin Barney) 内野手
1985年11月8日(31歳)
日系3世(母方の祖父が日本人、祖父の苗字は山本)
2016年は内野のユーティリティとして起用され、3年ぶりの100超となる104試合に出場。打率.269・4本塁打・19打点・2盗塁・OPS0.695という成績を記録。
4、デビッド・レイ・ロバーツ(David Ray "Dave" Roberts) 監督
1972年5月31日(44歳)
沖縄県でアフリカ系アメリカ人の父親(退役軍人)と日本人の母親の間に生まれる。
就任2年目。昨年は1年目にして地区優勝を果たし、最優秀監督賞を受賞。
【マイナー他】
5、カイル・ヒガシオカ(Kyle Higashioka) 捕手
ニューヨーク・ヤンキース(マイナー:Triple-A RailRiders)
1990年4月20日 (26歳)
日系3世
初の40人ロースター入り、残念ながら開幕はマイナースタートとなったが、初のメジャー昇格を狙う。
6.ジェレミー・ガスリー(Jeremy Guthrie) 投手
ワシントン・ナショナルズ(マイナー:Triple-A Syracuse)
1979年4月8日(37歳)
日系4世(母親が日系アメリカ人)
ベテラン右腕。招待選手としてキャンプに参加するも、開幕メジャーはならず。
7.ジョーダン・ヤマモト(Jordan Yamamoto) 投手
ミルウォーキー・ブリュワーズ(マイナー:Single-A CAROLINA )
1996年5月11日(20歳)
日系3世(日本人を祖父に持つ)
8.加藤・ジョン・豪将(Gosuke Kato) 内野手
ニューヨーク・ヤンキース(マイナー:Single-A Charleston)
1994年10月8日(22歳)
両親とも日本人、カリフォルニア生まれ、日本とアメリカ両方の国籍を持つ。
ちょっと伸び悩んでいる印象があります。
9.シェーン・ビクトリーノ(Shane Victorino)外野手
シカゴ・カブスから2016年にマイナー契約解除後、去就は表明していない。
1980年11月30日(36歳)
日系3世(母型の祖父が日本人)
10.ブランドン・リーグ(Brandon League) 投手
カンザスシティ・ロイヤルズ(マイナー)契約を結び、スプリングキャンプに招待選手として参加も、3月28日にリリース(自由契約)。
1983年3月16日(34歳)
日系4世(曽祖父母が福岡県生まれ)
トラビス・イシカワ(Travis Takashi Ishikawa)は引退したのでしょうかね。シェーン・ビクトリーノ、ブランドン・リーグのベテラン陣も去就が気になります。若手がもっと出てきてほしいところです。
なお、広島で活躍しているクリス・ジョンソンも実は日系人(祖母が日本人)。上記に記載した以外にも、日系人はいるかもしれません。