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日系 Nikkey パートナーズ

日系人、ボランティア、開発について、自分の勉強のためにも書いていきます。

ディアスポラ・ボランティアについて(その1)

国際ボランティアは日本を含め様々な国・団体が取り組んでいる事業です。これまで開発途上国と言われていた国も他国にボランティアを派遣しはじめており、中国でさえ国際ボランティア事業を開始しています。

ボランティアの形は様々で、専門家のような立場から観光に近いものまで多様です。その中で、ディアスポラ・ボランティアについて個人的な関心から調べていきたいと思います。日本では日系社会ボランティアという中南米の移住者・日系社会へのボランティア派遣事業がありますが、それとは逆方向、つまりは移民やその子孫が母国に行くというスキームです。

まず、「ディアスポラ」とは:

〈離散〉を意味するギリシア語。バビロン捕囚後にユダヤ人が異邦人の土地へと離散したという聖書の記述に由来し,本来はイスラエルから他のさまざまな場所へと移り住んだユダヤ人とその子孫の共同体をさす。(百科事典マイペディア)

ただし、現代では、ユダヤ人に限らず、元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ、またはそのように離散すること自体を指しています。

 

日本人・日系人については、ハワイやカリフォルニア、ブラジル等の中南米への移住者とコミュニティをディアスポラという概念を用いて研究している事例も見られます。(これについては別途書きます。)

 

ディアスポラ・ボランティアとは、簡単に言えば、上記のように、移民やその子孫が故郷の国にいってボランティアを行うことを指します。

アメリカや欧州には多くの移民とその子孫が人口のかなりの割合を占めてきています。そうした方々が国際ボランティア活動に従事し始めているのです。ディアスポラ・ボランティア代表的な団体としては、アメリカの米国平和部隊(ピース・コー)、カナダのCUSO International、英国のVSOアイルランドComhlámhなど。

例えば、Comhlámhのディアスポラ・ボランティア事業については以下の通り説明があります。

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ディアスポラ・ボランティアのモデルは世界的な人口移動の増加とグローバルな移民トレンドへのシフトの中から生まれたものである。

ディアスポラ・ボランティアは家族のつながりや継承やリンクを持つ移民や個人、または現在の居住国とは異なる国に生まれた者に、彼らの出身国等でボランティア事業に従事する機会を与えるものである。

ディアスポラ・ボランティアリズムは、多くの開発途上国で経験してきた「頭脳流出」の逆の方策として提案されることもあり、グローバルなディアスポラ・コミュニティが彼らの時間、技術、専門能力を国際ボランティアを通じて提供するものである。

Diaspora Volunteering A Comhlamh Discussion Paper WEB.pdf

 


Cuso International and diaspora volunteering

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続きは、また書きます。