TBS「バース・デイ」で瀬間仲ノルベルトさん(元中日)が特集されていました。
今日、TBS「バース・デイ」で元中日の瀬間仲ノルベルトさんが取り上げられていました。
ノルベルトさんサンパウロ州出身の日系三世。野球ファンなら覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、宮崎日章学園時代には甲子園に出場し、特大アーチを打って注目を浴び、2002年のドラフトで中日から7位で指名されました。ブラジル代表としても活躍。プロ野球では残念ながら3年間で目立った成績を残せませんでしたが、まさに「怪物」といわれるほど、記憶に残る選手でした。
そのノルベルトさんですが、現在、群馬県大泉でブラジル料理店「カミナルア」を経営されています。パステウで有名とのこと。昔、池袋サンシャインのブラジルフェスで食べたことがあるように思うのですが、今度は是非、大泉のレストランに行って食べたいですね。
ドラフト1位だった男と甲子園の怪物の今…彼らが選んだ第2の人生とは!? 1/21(土)『バース・デイ』【TBS】
2002年夏の甲子園大会の興誠高戦でのホームランです。
日系ブラジル野球選手 最速153キロの16歳がMLBからも注目
中南米・日系人の野球選手といえば、前回ご紹介したヤクルトの岡林・元投手が代表的選手ですが、それ以外にも、ヤクルトや広島などでブラジルの日系人がプロ選手として活躍してきました。昨年は、ルーキーながら広島のオスカル仲尾次投手が活躍しましたね。
さて、Full-countに掲載された以下の記事。16歳で最速153キロを投げる日系ブラジル人選手がMLBでも注目を集めているということ。サンパウロ出身の日系三世、エリック・パルジーニョ選手。幼少期に日本で生活した経験もあるそうです。
15歳で代表入りし、昨夏に行われたU-16パンアメリカ大会では、ドミニカ共和国代表相手に12三振を奪って勝利に貢献。今年7月にはエリック選手もMLBのマイナー契約対象にもなるため去就が注目されます。
また、この記事を読んでいて、懐かしい名前を見つけました。エリック選手は玉木重雄氏からの指導も受けたということ。玉木氏といえば、日系ブラジル人で初の日本プロ野球選手として有名です。1995年に三菱自動車川崎から広島にドラフト3位で指名され、主に中継ぎで活躍しました。背番号30、決して派手な選手とは言えませんでしたが、重要な場面でしっかりと抑えてきた印象を持っています。サンパウロの日本移民資料館を訪問した際に、玉木氏の広島時代のユニフォームが展示されていて、とてもうれしく、広島ファンとして誇らしく感じた思い出があります。
パラグアイの日系人と元ヤクルト岡林投手
年末のテレビでパラグアイ・イグアス移住地の日系人のご夫婦が出演されていました。
テレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」という番組で、生まれて一度も日本に行ったことがない日系の方が、日本の親族や旧友を訪ねていくという内容。
世界!ニッポン行きたい人応援団 2016年12月29日 161229
旧友とはなんと元ヤクルトの岡林さん。イグアス移住地の少年野球チームでバッテリーを組んでいたとのこと。岡林さんといえば、野球ファンには懐かしい名前。西武との日本シリーズでの魂のこもったピッチングが思い出されます。岡林さんがパラグアイ出身ということを知っている人は案外少ないのではないでしょうか。南米の日系人のプロ野球選手の先駆け的存在でもありますね。
以下の映像で野村元監督が岡林について語っています。酷使しすぎという批判をされていましたが。。。
「人生を変えた日本シリーズ。3完投430球が奪った選手生命」元ヤクルトスワローズ岡林洋一
2016年はパラグアイ移住80周年でした。眞子様も訪問され盛大な式典だったようです。
眞子さま、南米パラグアイ到着 記念式典など出席へ(16/09/08)