日系 Nikkey パートナーズ

日系人、ボランティア、開発について、自分の勉強のためにも書いていきます。

外国人との「共生を考える」第四部、「ガンバチアール!」日系ブラジル人子供たちのガンバリ

毎日新聞滋賀県版の特集「共生を考える」第4部のご紹介。2016年9月から10月に掲載されたものです。タイトルは「ガンバチアール!」。「ガンバチアール」とは、日系ブラジル人らが使う「頑張る」を意味する造語です。親と一緒に来日した日系ブラジル人子供たちは、様々な困難に直面します。日本語、不就学、いじめなど。そのような環境で、日本語教室やポルトガル語がわかる教師などの支援を受け、日本でがんばっている姿を描いています。

 

われは湖南の子/1 市全域の小中生机並べ 編入学前に「あいうえお」 

われは湖南の子/2 外国籍溶け込む中学校 母語交え取り出し授業

われは湖南の子/3 ポルトガル語操る教諭 留学中の恩返しが原点

われは湖南の子/4 期待胸に曽祖父の国 日系8歳、いじめに負けず

われは湖南の子/5 ポルトガル語の「先生」に 21歳、地域を支える

mainichi.jp

 

 

来日した子供たちは、日本語での学習の問題に直面しますが、更に問題なのは不就学。日本では外国人であっても公立の小中学校に「無償で受け入れ、日本人と同一の教育を受ける機会を保障」しているものの、外国籍の子どもは義務教育の対象とはされておらず、親が教育を希望しない場合は、行政も対応が難しい面があるとのこと。行政の働きかけのみならず、NPO等の支援も重要となります。

本の学校外国籍の子供は着実に増えています。多文化共生は待ったなし。記事の以下の部分がそれをイキイキと物語っていますね。

ブラジル音楽にひかれて日本語教室に入室したことのある田中大輝(ひろき)さん(2年)に聞いてみた。「クラスに外国籍の子がいるのはどんな感じ?」。即答だった。

「普通!」

 

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